パンデミック後の新世界を作るために (foussin’s blog)

(『見捨てられた世代』からの提言)

【01】電材パーツのハンダ付け(熱対策)

act.1:実験器具・電材パーツ・制作&準備篇:【01】

片手に ピストル~
心に 花束~
唇に 火の酒~
背中に人生を~♪

サムライ / 沢田研二
   作詞:阿久悠
   作曲:大野克夫

…より引用

 電子パーツは熱に弱い。なので電子パーツをハンダ付けする時はピンセットで挟んで、熱をピンセットに逃がしながらハンダ付けをする…などと電子工作系の本とかで読んだ記憶がある。これはハンダ付け時の熱対策の話。だが…


片手にハンダごて、
もう片手で糸ハンダ(を持って)、
さらに電子パーツを
ピンセットで挟んで~

…って。できるか~い!

01-電子パーツをクリップで挟んで
02-そしてハンダ付け

…で、こうなった。金属製のクリップで挟んで熱を逃がす。場合によっては、さらにピンセットを使う。これなら不器用な自分でも、割と安全に電子パーツがハンダ付けできる。やったね。(でもちょっと面倒…)

03-熱収縮チューブで後処理

 『熱収縮チューブ』が使えないか…とも思ったが、このチューブでは最低でもリード線ぐらいの太さがないと駄目っぽい。が、ハンダ付け箇所を後で保護するぐらいなら、熱収縮チューブは使える。

04-テスターで通電チェック

 パーツをハンダ付けしたら、必ずテスターで通電チェック。この抵抗は 653Ωだった。細かい数値は気にしない。パーツが壊れてなければ OK。熱対策としては、パーツ本体部を『濡れ雑巾に包んでハンダ付けする』…という方法もあるようだ。機会があったら試してみよう。

 あと、両手フリーで作業したいなら、こんな物を使う手もある。↓

05-名称不明の何か(ルーペ付き・拡大鏡?)

 画材入れに使っていた工具箱を開けたら出てきた。自分でも・いつ・いくらで買ったのかも忘れてる。たぶん30年以上昔の話で、大泉学園北口の文房具店で買ったと思う。当時は『千代田屋』と『いさみや』の2店があったが、今は いさみや だけが健在。

 これは老眼の人にもおススメできる。若い頃はブツをクリップで挟んで、それから作業に入る…と、手順が増える事自体を非効率と感じて、結局使わずじまいだった。老眼になって、やっとこれの有り難味が分かった。
 若さゆえの論理思考ってのがあったんだ。そして老いゆえの論理思考もあるんだ。それは『その時』にならないと分からない事…

 正直なところ、裸眼だとちゃんとハンダ付け出来てるかが分からず、百均で買った老眼鏡をかけて作業していた。自分の場合、加齢とともに乱視も酷くなってきて、長時間の作業では目の疲れで参ってしまう。

 裸眼だと月や星が2~3重に見える始末だ。先日の皆既月食も一応見ていたが、視覚の衰えを自覚し、イマイチ感動できなかった。特に冬の満月は眩し過ぎて、目に刺さるような痛みすら感じる。
 車や電動アシスト車の LED の白色光も眩しくて苦手だ。LEDライトを上向きのまま走行するのはやめてほしいと正直思っている。

 長生きする事に、あらぬ期待は持たない方がいい。これだけは若い人に言っておきたいね。遠い将来の事より、充実した今をどう生きるかが大切かな。


 今回はここまで。次回は『ワニ口クリップ』について書く予定。電力ひっ迫が現実味を帯び始め、悠長な事をやってる場合じゃないのは分かってるが、脱炭素は『安全第一』で進めなきゃ意味がない。で、もうしばらく下準備の話が続く…