パンデミック後の新世界を作るために (foussin’s blog)

(『見捨てられた世代』からの提言)

野党が弱くなったのではなく、アベノミクスが連合に権力を与えてしまったのだ


2024/04/16 tue:pv2042【記事総数:136(当記事含む)】

今回の内容:
  • 岸田は国民を欺いて首相になった嘘つきです
  • 政権交代は、もはや必須です
  • 野党が弱くなったのではない。新自由主義が企業に権力を与え、民主主義を骨抜きにしたのだ
  • 今のマスコミはスポンサー獲得のために国民の不利益に耳を塞いでいる
  • 民主主義者が『非国民扱い』され始めている(誰か助けて…)
岸田は国民を欺いて首相になった嘘つきです

 当ブログは『中道・民主主義ド真ん中』を最優先で書いている。理念最優先で書いている。理念は不変だ。中道・公平・中立・人道・倫理・誠実・信用を金儲けよりも優先するのが人間同士の信頼関係に繋がると考える。

 だから当ブログの内容は3年前からずっと民主主義1st・資本2nd で書いている。変わった事はただ1つ、プロパガンダの発信源を『名指し批判』する方針に変えた事、ボロクソに批判する事にした…それだけ。

 自分的には安倍晋三が広めた『悪夢の民主党政権時代』というプロパガンダを何よりも許せないでいる。そのため、自分の PC のブログ用フォルダ名は『NO-AKUMU』にしているぐらいだ。

 民主主義者の善意の自制心に付け込んで、好き勝手にやられてきた。それは明らかに調子に乗り過ぎていると結論付けした訳。今までは遠慮がちに書いてきた。それは過去ログを読めば一目瞭然の筈。

 当ブログの内容に変更はない(誤字脱字は修正するが)。ブログ更新をしないのは『負けたから』ではなく『同じ事を何度も書かせるな』と言ってるだけだ。SNS の『黙ったら負け』という論理には本当にムカつく。

 だから3年前に書いた『パンデミック恩赦』の構想は今でもキッチリ有効だ。詳しくはブログトップの【本編目次(00~38)】を見て、特に 01~06 を読んでもらいたい。これらを一切実行しなかった国際機関が『今の緊迫した世界情勢』を作り出したと言っても過言ではない。

 一方、政治家はよく「情勢が変わった」と言って過去の発言を手の平返しで変えるが、それは『理念の欠如』を白状したも同然である。

  1. 岸田は総裁選の前には『公益資本主義』と言っていた。
  2. そして総裁選では『新自由主義からの転換』と言っていた。
  3. それが首相になった途端『新しい資本主義』と言い出した。

 上記の 3. は 1. 2. と完全に矛盾している。つまり国民を欺いたのだ。騙したのだ。

 仮に 2. が矛盾していないと言い張るのなら、それは説明不足の『紛らわしい詐欺』である。選挙で当選するために『裏の思惑』を『国民を勘違いさせる言葉遊び』を使って巧妙に隠したのだ。岸田は少なくとも『公益資本主義』とは全く違う事をやり続けている。

 彼は嘘つきの国会議員であり、自民党全体も同じ穴のムジナだ。これは国民が『選挙で落とす正当な理由』になる。選挙に『証拠不十分』は関係ない。選挙では合法よりも上位の『倫理』が重視される。不誠実な対応がミエミエなんだから、これはもうアウトだ。

 むしろ韓国みたいに、偽証罪とかで逮捕すべきだ。

 さらに言うなら、今回の米議会での演説。あれじゃあ『新しい戦前』に入った事を宣言したみたいに聞こえるのだが。沖縄県人はどう感じたかな。台湾有事には自衛隊が戦場で殺し合いをするみたいに聞こえたのだが。大丈夫か、あんな事言って…

 イスラエルを擁護する米国を日本が支持したみたいに聞こえたのだが。

 自分が母親役になって相手(米国)を甘やかす演説(忖度)だった。『洗脳国家』日本の首相ならではの演説でした。88888…これ、1人称の国(欧米)では通用しないんだけど(冷笑)。要するに、相手次第でコロコロ意見を変える奴は信用できないって話。それは自分の意志が無いのと一緒でしょ。

 『コロコロ変わる』が多すぎる。CM(社名)だったり意見だったり…

 自分だけ『いい子』になって国民を米国に売ったみたいに聞こえたのだが。これで帰国して大声援で迎えられるとでも思っているの? 冗談じゃないよね。国民無視の既成事実化だ。独裁だよ、これは。

 それにバイデンだって、自民党が日本では『裏金問題で総スカン』を食らっている事ぐらい先刻承知の筈。その上で『米議会で拍手喝采を浴びている図』は、質の悪いアメリカン・ジョークにしか見えない。

 政党支持率がたった 20% 台の日本政府の長が、米議会で『調子のいい事』をベラベラ喋りまくった。これが日本国民総意の意見ではない事は、世界中の誰もが分かる筈だ。つまりこれは…


 今の日本が『独裁政権』になりつつある事を世界中に暴露したも同然なのだ。これを修正するためにも『日本の政権交代』は、もはや必須である。


 そして米議会は、独裁色を強めつつある日本政府に拍手喝采した事になる。これは民主的に見て大いに問題がある。日本国民は、この点において懸念を表明してもいいと思う。

 今の岸田は解散するつもりは全くないだろう。既に補選が始まってしまったし、自民党にはまだ『米国大統領選』と『自民党総裁選』というカードが残っているので、そこまで見極めると思われる。ただしこれは、党利党略の完全な独裁政治だ。国民無視も甚だしい。

 とりあえず日米比の首脳会談は既定路線で終わったようだが、この後何が起こるか分からんぞ(溜息…)。自分はイスラエルを擁護するバイデン政権を批判するが、それでもトランプや共和党と比べれば、まだ民主党政権の方がマシだと考える。

 つまり理想の選択肢がない場合は妥当な選択をするしかない。もちろん日本人は米国の選挙に参加できないが、世論の空気を維持する事で民主党を陰ながら応援する事はできる。

 米国がイスラエル擁護に傾くのは米議会(保守派)の影響もあるからだ。むしろイスラエル支持は『共和党支持者(保守シオニスト集団)』の方なのだ。エルサレムイスラエルの首都として認めてしまったのはトランプなのだ。これは取り返しの付かない事をしたのだ。米国民主党だけを悪者にはできない事情がある。

政権交代は、もはや必須です

 『政権交代』は、もはや必須です。『必要か』とかミエミエの『なぜ』なんて言ってる時点で『周回遅れ』もいい所だ。それはマスコミ側の『甘えの構造』の典型である。既に出ている『答』を出すのを渋って時間稼ぎをしているだけだ。

 自分的には解散したら『秒で下野させる気』満々ですが。実際に出来るかどうかはともかく、意思表示はしておかないと先に進まないからね…

 パー券収入がどこから入ったのか言わないのなら、もう万年野党になってもらわないと国民が困る。つまりどういう金の使い方をしてるんだって話だ。国民負担率増加一辺倒の根拠すら怪しくなってきた訳。完全に国民をなめてるでしょうが…


 日本の選挙は『日本だけの問題では済まない』という視点で考えても『日本の政権交代』は必須である。世界中に蔓延する新自由主義を退けるには『自民党共和党・財閥(日本だと経団連)・国際機関』を政界から追放する必要がある。もはや彼らは市民の敵・民主主義の敵である。


 『野党が頼りないから』は、利権団体によるプロパガンダの可能性が非常に高い。民主党政権は今思えば、かなり真っ当な政権運営だった。

 権力集団に『余計な金』を与えなかったから『悪夢の…』などという誹謗中傷キャンペーンが起こった。そう考えた方がよっぽど自然だ。つまり民主党は格差拡大に歯止めを掛けてくれていた。国民全体の利益にちゃんと目を配っていたのだ。


野党が弱くなったのではない。新自由主義が企業に権力を与え、民主主義を骨抜きにしたのだ

 しかし、今の立民・国民民主では『連合』を抑える事ができなくなっている。それは野党が弱くなったのではなく、アベノミクスが連合に権力を与えてしまったのだ。つまり野党分断戦略は、その時から既に始まっていたと言える。そして芳野(連合)や小池(都知事)は、それに乗っかった悪党だと自分は思っている。

 しかもファーストも維新も『新自由主義』なので、彼らは消費税減税へのインセンティブ(誘因・動機)を元々持っていない。これを裏読みすると、彼らは『権力』に興味を持っていると言える。そうなると減税希望者は『れいわ・社民・共産』しか選択肢が無いのだ。

 こう書くと野党の弱点を晒しているように見えるが、そうではない。正直に書くからこそ、余計に権力側の非道が際立つのだ。我々には、この視点が欠如していたと思う。要するに『負け組』扱いされるのが嫌で黙るでしょ。権力者はそこに付け込んでいた訳。

 自分は今まで遠慮し過ぎていた。自制心は民主主義の根幹を成すものだからだ。ところが、その自制心のせいで重要な視点を見逃していた。それは『権力』がどうやって肥え、そして腐っていくのかという視点だ…


 今までは『公益法人は腐敗するから』などと言って何でもかんでも民営化してきた。しかし実際は、余分な金が集まれば『民間企業』だって権力を持ち、腐敗するのは同じ事だった。

 そして、

 マスコミの「野党が弱いから」というのは正確ではない。正確に言うなら『新自由主義が企業に権力を与え過ぎ』たから、それによって『民主主義が骨抜き』にされたのだ。


 企業が権力を強めた最大要因は補助金や還付金…つまり『税金』を貰い過ぎている事。逆に国民が税金や社保負担を取られ過ぎている事、それによってさらに権力が相対的に増強された。要するに国費の分配比率にこそ大きな問題がある。

 特に安倍政権で2回の消費税増税総額表示導入、さらに岸田政権ではインボイスが導入された。これが企業の権力を著しく増大させた。インボイスが権力優遇税制になっているのは、当事者なら誰もが気付いている事実だ。


 つまり新自由主義とは『反・民主主義』である。


 そして、この権力構造は社会主義的である。なぜなら『国費(税金等)』が絡んでくるからだ。つまり『自由競争の原則』から逸脱しているのだ。立民・国民民主には「早く目を覚ませ」と言いたい(後の問題は TBS か…)。


今のマスコミはスポンサー獲得のために国民の不利益に耳を塞いでいる

 今のマスコミは『大企業スポンサー』を獲得するための営業活動に余念がないと見える。それがミエミエなんだよね。国民の方を全然向いてない。

 「俺の事が書かれている」と気付いたマスコミの人、たぶん当たりです。それでもプロパガンダ発信をやめない人は、次からは『名指し』でボロクソに批判します。こっちはもう、書きたくて書きたくてウズウズしている。

 既に経団連経済同友会は名指しだ。それは君達のスポンサー…もしくは目標としているスポンサーでしょう。ところが、裏金問題の核心は『パー券』を買ってる側、つまり『政党支持団体』の方ですよね。

 今まで何も言わなかったのは『善意の自制心』に過ぎない。人は時間と共に成長するから、多少は待ってもいいと思っていただけだ。でも、もうタイムアップだ。これ以上の放置は『国民の不利益』になる…


 マスコミの『世論誘導』能力は放置できない問題である。


 彼らは「世間の空気は我々が作っている」と傲慢に考えている節が見受けられる。これをいつまでも放置しておく訳にはいかないと思い始めた所だ。彼らは、誰かが指摘しないと『自分は正しいと勘違いし続ける』らしい。成長しないらしい。

 消費税減税を決めるのはマスコミではなく国民である。本来、税制を決めるのは特権階級ではなく『国民の代表としての政治家』である。勘違いしてるよね、完全に。


 国民の「減税しろ」という声に一切耳を傾けずに『増税』を続ける政府。これは政府が『国民の代表』として動いていない証拠だ。これは『権力による横暴』以外の何物でもない。つまり『政権交代は必須』である。

 増税する前に、まずは税金の公平な分配をすべきでしょう。今の政府は何から何まで間違っている。そしてマスコミも同罪だ。支援金も社保負担増も増税と同義だ。言葉遊びをやめて、今すぐ『国民負担率』を下げろと言っている。


 増税とは『政府機関』や『国際機関』や『大企業』の『権力を増大』させるだけであり、一般市民に利益は全く無い。


 実際の新自由主義は、民主主義よりも社会主義権力と手を組む事の方が圧倒的に多かった。新自由主義は、民主主義を欲する市井の人々に苦痛しか与えていない。その典型がショック・ドクトリンだ。つまり、新自由主義(新しい資本主義)は『反・民主主義』と言っても過言ではない。


民主主義者が『非国民扱い』され始めている(誰か助けて…)

 自分は何も悪い事してないと思うんだけど、なんか『非国民扱い』されつつある。メディアは完全無視するし『戦時中のメディア統制』とほとんど同じ状況になってると思うんだが。民主主義をもっと大事にしてくれよ。

 孤立を恐れずに告発を続けた民主主義者を『非国民扱い』した太平洋戦争…その教訓を活かすのは今でしょうが。積極的傍観者の意見に耳を塞いでいるのはマスコミの方でしょう。違いますか?


 それともう1つ。日銀・植田総裁が危ない感じがする。背後に『財務省系・経団連系』または『国際機関』の権力集団がぴったりくっついている感じがする。先日、植田総裁の定例会見(?)をテレビで観たが、声が震えていたぞ。追加利上げについての見解に触れた時の事だ。

 どう見ても『誰かに脅されている』ように見えたのだが…

 中央銀行としての正しい判断を曲げるように強要されたように見えたのだが。そこで警察・公安などが日銀を守る必要があると思う。特に日銀と財務省接触する時は厳重な警護要員を用意するなどした方がいいと思う。

 なぜ財務省が出てくるかと言えば、財務省は『60年償還ルール』などという莫迦げたルールを持ち出して国民に損害を与え続けているからだ。

 もしくは日銀に財務省や国際機関が近付かないように監視する必要があると思う。変な密談をさせないように国民は監視を強める必要があると感じた。

 そうしないと、日銀の独立性がさらに骨抜きにされるんじゃないかと自分は心配になってきた。そうしないと、また『赤木ファイル』問題と同じような事が起こる気がする。誰かが自殺したり不審死が起こりそうな気がする。

 権力が中央銀行に干渉している気がする…

 財務省は赤木ファイル問題で『全く責任を取らない』まま、今の権力を維持している。これを問題視しないのは逆にオカシイだろう。官僚は選挙で選ばれた訳ではない筈だ。つまりやろうと思えば省庁の人事は一新できる筈だ。そのためにも政権交代は必須だ。

 今の政府は完全に腐っている! というか、キナ臭い世界情勢に当てられて本当に戦争を始めかねない。『裏金問題』での自民党のあの態度…もはや今の政府は完全に狂っている! 正気とは思えない。


 『世界は破滅を待っている(赤川次郎・著)』を知っているだろうか。狂人が総理大臣になったらどうなるか、という怖い短編小説だ。で、ここで登場する権力を手にした政治家が、プーチンとか財務相とかと、不気味なぐらいイメージがダブるのだ。

 この本、今では禁句になっている『キチ○イ』という単語が出てくるので、オリジナル通りで流通しているのかちょっと心配なところ。ググるとたくさん出てくるので絶版ではないらしい(?)。出版社の余計な『自主規制』のせいで、今読んでおきたい本が読めなくなりつつある。これもまた、一種の?キ!チ$GA%イ&沙汰だろう…