パンデミック後の新世界を作るために (foussin’s blog)

(『見捨てられた世代』からの提言)

横波が生み出す力を水面波で説明すると宇宙空間の構造も見えてくる…

(思考実験:2022/12/18 sun)

 久し振りの投稿。記事を書いたのは 1年近く前の事だけど、当方にも色々と事情がありまして。今回は、軽めの小手調べって事で。


 水面の波が横波という事は誰もが知ってる事実。今回は水面波から横波の特性について考えてみる。

 まず、水面波は『大気と水の境界面』で発生する波だ。境界面に注目すると『そこに厚さは無い』事が分かる。水面の上にあるのは空気の粒だけ。水面の下にあるのは水の粒だけ。つまり粒子群と粒子群の境目の『厚さゼロ』の空間で水面波は発生する。

 要するに水面波の材料は『粒』ではない。水面波自身には厚みが無い。波は物質ではないので厚さを持たない。という訳で、水面波は『厚さゼロの二次元空間』で起こる現象という事が、これで納得できると思う。


 次は、水面波をサンドイッチしてる空気と水に注目する。水面が波立つと水も動く。空気も押し上げられる。これを、水面波が水や空気に伝わったからだと思うのは勘違いだ。

 正確には、波の振動が『空気や水を動かす力を生み出した』と考える。これは、厚みゼロの平面空間を振動させる波が、立体空間に作用する力となって現れる事を示唆している。

 ここまで書けば、自分が何を言いたいのか見当が付くと思う。要するに、これが『横波の特性』だと考える。横波は平面空間を振動させる事で立体空間に『力』を及ぼす現象だと考える。

 水面波につられて水や空気が動くのは、波の伝播ではなく『力の伝播』によるものだと考える。こう考えれば、電磁波が電磁気力を生み出し、重力波が重力を生み出す事も説明し易くなる。

 結局、電磁気力という力は『電磁波の振動によって生み出された副作用に過ぎない』と言える筈だ。


 これは横波限定の話ではなく、縦波でも同様と考える。波の振動によって境界の外側に『力』が染み出てくる。ただ、縦波は空間の振動を伝える向きが違う。それによって複数の平面空間を振動させながら進む(=立体空間に作用する)のでエネルギーの拡散が大きいと予想。

 その拡散ゆえに『単位空間辺りに加わる力が弱くなって現れる』…これが自分の仮説。で、重力が他の力と比べて桁違いに弱い理由も「重力波が縦波だからじゃないの?」というのが自分の考え。


 さて。横波が平面空間に作用する波だとするなら、同じ横波である電磁波(光など)も平面空間を振動させる筈。という事は、宇宙空間は極微の世界においては『飛び飛びの境界面を持つ量子的な2次元空間の束』でなければならない。

 で、それはほぼ間違いないと思う。偏光フィルターを通すと光が遮蔽されるのは、光が平面空間を振動させる『横波の証』と言えるからだ。電波を受信するアンテナに指向性(特定の向き)があるのも、磁界や電界と同一平面に合わせなければ電波の受信が出来ないためだ。

 今回はここまで。

 「ツモッ…500、800 です」(宮永咲)