パンデミック後の新世界を作るために (foussin’s blog)

(『見捨てられた世代』からの提言)

リユース品 中古ノーパソ買った…

2015年製(税込1万8千円)
OS :Windows 10 HOME(64ビット) プレインストール
CPU:@2.6 GHz(CORE i5)
RAM:4.0 GB
HD :500 GB

 今年になってからネットカフェに通えるようになったのは、昨年の給付金の他に、ちょっとした臨時収入があったためだが、それ以外は無収入のまま。正直、けっこう痛い出費。が、PC がないと今のご時世では何かと不便。それでも1万8千円は安いと思う。今どきだと、新品ノーパソは8万円以上は当たり前だし。

 持ち歩くには、中古ノーパソは重すぎるので、自宅でACアダプター付けっ放しで使う。Wi-Fi は使わない。プレインストール・ソフトは他にもあるみたいだが、ネットに繋がっていないので、ユーザー登録等ができない。なんか、PC 起動から 1か月以内に登録を済ませないと無効になるソフトもあるらしい。

 完全スタンドアロンの状態で、いつまで使えるか分からないが、もしも調子が悪くなったら Linux を上書きインストールするつもりでいる。それにしても、フルタワーやミニタワー筐体の時代は、いつの間にか終わっていた。こんな薄っぺらなノーパソに i5 CPU を入れても熱暴走しないなんて。。。

 で、今後の使い方は、自作の個人データはデスクトップやホームディレクトリではなく、直接フラッシュメモリに保存した方が安全だ。PC 上にデータを置きっぱなしにすると、PC が故障すると手も足も出ない。

 データのバックアップも、予備のフラッシュメモリを買っておいて、たまにコピーする方が簡単でいい。Windows10 は、自動アップデートなどで頻繁にストレージへの書き込みを行うので、機械式のハードディスクの寿命を著しく縮めてしまう。
 自分の Windowsマシンが故障したのも、それが原因かも。だとしたら本当に迷惑な話。今後の内蔵ハードディスクは SSDにすべきだろう。今後の内蔵HDは、どうせ起動ドライブでしか使わないと思うので、500GB もあれば充分だ。

 とりあえず、今の自分には自宅にネット環境がないので、ノーパソで編集した文書等をフラッシュメモリで持ち歩き、ネットカフェの PC にフラッシュメモリを差し込んで使う事になる。この時、セキュリティ対策に今まで以上の注意が必要になる。

ネットカフェでのセキュリティ対策:

 まず、ネカフェに持ち込むフラッシュメモリには、余計なファイルは入れない方がいい。ネカフェにもセキュリティソフトが入っているので、ファイル数が多いとチェックに時間がかかってしまう。

 で、フラッシュメモリを差し込む前に「エクスプローラ」の設定を「詳細表示」「拡張子を表示」「隠しファイルも表示」にしておく。こうしておけば、セキュリティソフトが自動生成するフォルダやファイル、さらに不正ファイルが増えていないかどうかを、常に自分の目で確認できる。

 自宅PCがネット接続できない「完全スタンドアロン」であるならば、フラッシュメモリの汚染だけ注意していればいい。フラッシュメモリには、アクセス時に LEDランプが点滅するタイプがあるので、ネカフェで使うなら、それを使うのがお薦めだ。不正アクセスの有無をチェックし易い。

パスワードの意味:

 ちなみに今、世界中で「ランサムウェア」による被害が出ているようだが、狙われているのは間違いなく「リモートワークの脆弱なパスワード」だと思う。
 パスワードには必ず、a-z,A-Z,0-9,さらに記号を織り交ぜて設定してほしい。アルファベットは26文字だが、大文字と小文字を混ぜて使えば52文字になる。つまりパスワードが「52進数の数値」として扱われるという事。

 さらに数字(0-9)を混ぜれば62進数。さらに入力可能な記号(これは運営によって異なる)も混ぜれば天文学的な数値として扱われる。
 で、最低でも12文字(12桁)超過を設定する。もちろん、その桁数は絶対に口外してはいけない。パスワードが何文字あるかが分かってしまえば、その分アタックし易くなってしまうので(推測の余地を与えない事が重要)。

 ついでに言うなら、機密情報にアクセスする時にもパスワードが必要になると思うが、それで安心すると余計に危険だ。クラッカーは、2段構えのパスワードの一方を突破すると、しばらくは何もせずに黙って解析を続ける。もう一方のパスワードを突破する機会を伺っている訳。
 それを無効にする最大の防御は、頻繁にパスワードを変更する事だ。最低でも月に1回は変更する事を推奨する。


 とにかくノーパソを買った。で、ネカフェで GIMP2.10.22, inkscape1.0.2-2, paint.net4.2.15, Scribus1.4.8, LibreOffice7.1 をDLし、早速ノーパソにインストールした。

 このうち、自分が通っているネカフェでも使えるのは LibreOffice だけ。別料金で MS-Office も使えるらしいが、Libre で充分だ。Libre には Draw もあるし。
 Libre Draw は「イラレ」や「inkscape」と同様のドロー系ソフト。「ギャラリー」や既定パターンが揃っているので、矢印パターン等が簡単に利用できるのが便利。「ページ」概念があるので、簡単な DTPソフトとしても使える(たぶん pdf 出力用)。
 だが、レイヤー機能が無い。それに「ノード(制御点)」編集機能が貧弱で、一から作図するにはちょっとキツイ。実際の LibreOffice Draw の編集画面は、こんな感じ。↓

f:id:foussin:20210523121458p:plain
libreOffice-Draw.png

 画面の両端には「ギャラリー」とか規定パターンにアクセスするアイコンが並んでいる。これを使えば「矢印」などは簡単に作れる。一応ノード編集機能もあるので、サインカーブっぽい図形も作れる。
 適当に複数の図形を作っておき、その中の選択した図形だけをエクスポート出力する事もできる。↓

f:id:foussin:20210523121507p:plain
ツ。.png

 エクスポートはビットマップ画像の他に、pdf, svg も可能なので、ギャラリーの矢印を svg 出力すれば、続きの複雑な処理を inkscape で編集する事も可能。


 この記事を投稿した後で、activeperl と gauche(scheme) を DL して持ち帰る予定。そろそろ perl, script-fu(scheme) のプログラミングを再開したいと思っている。js は自分には面倒臭い。出来れば、コンソールでパパッと実行したい。ブラウザでは「実行結果」しか見れないし。